「アフィリエイトで生活が出来るほど稼ぐ!」その目標が出来てから、僕はインターネットの世界にどっぷりとつかる日々に入りました。
何せ仕事をしていないので、時間は沢山ありました。
とっかかりは身内から始めました。小さな町工場を経営していた父が自分の工場のホームページを作るためにもっていたホームページビルダーというホームページ制作ソフトが自宅のパソコンにインストールされていることを知りました。
そこで、まずはホームページビルダーでホームページをつくって、ネット上で公開することを最初の目標としました。
元々職人の息子ということでモノ作りは得意だったので、ホームページの制作自体は思っていたより簡単でした。そして、愉しかったです。
自宅のパソコンに入っていたホームページビルダーは素人にも作成しやすいように作られたものでした。
独自ドメインも自分で取り、サーバーもレンタルしました。アクセス解析も導入しました。
・・・ここまでは良かったのです。問題は、「アクセスが来ないこと」です。
ネット上にホームページを公開し、グーグルに登録はしましたが、アクセスが全く来ません。毎日チェックしているアクセス解析の「1件」は自分です(笑)これではいつまで経ってもビジネスにならない。
そこでアクセスアップのために、検索エンジン最適化(SEO)を学ぶことにしました。
沢山の書籍を買い、素直に実践しました。すると、1日10数件ですがアクセスが訪れるようになりました。
父の工場のホームページに少しずつながらアクセスを集めることに成功した僕は、本格的にアフィリエイトに着手しました。
得意なテーマを扱ったホームページを作成すれば儲かるだろうと思い「シャーロックホームズ」や「幕末」のテーマでホームページを作成しました。(今では有りえないテーマ選定なのですが・・)
しかし、全然儲かりません。当時、利用していたアフィリエイトサービスプラバイダー(以下、ASP)はA8ネット、そして、グーグルアドセンスでしたが、毎日報酬画面を見ても「成果報酬0円」。
これはとても辛かったです。人生の再起をかけたIT起業家として挑戦だったのに、1円も稼げない。
毎日寝るまで、パソコンの前でホームページをいじり、広告を貼り付けても全然稼げない。
どんどん情けなくなってきました。やっぱり自分は何をやってもダメなんだと。
でも、ネット上にはアフィリエイトで毎日100万円稼ぐ人が何人もいるのも事実。
何かが違う。自分のアフィリエイトのやり方は、どこか間違っている。そう気づいてからもネット上で調べましたが、情報が多すぎて余計分かりません。
そこで、情報を絞ることにしました(情報遮断というやつですね)。
現在、アフィリイトで稼いでいる人からノウハウを買って、そのノウハウに集中してアフィリエイトビジネスを展開する。ネット上に出ている無料の情報は、おそらく稼げる真のノウハウではなく、稼げるノウハウは有料なのだという仮説を持っていました。
その時に購入した生まれて初めての情報教材が「誰でも簡単にアフィリエイトで月5万円稼げる方法(今は販売していません)」です。
怪しい情報教材が沢山あるなかで、この教材を選んだのは作者の安田さんが僕と同じ行政書士試験合格者であったこと、月5万円を確実に稼ぐ方法という現実的な表現、が信頼に足ると思ったからです。
しかし、情報教材は無職の僕には正直高い24,800円でした。日雇いのバイト代をそのノウハウの購入費用に充てて、購入しました。そのノウハウには情報販売者のメールサポートがついており、そのサポートを使い倒しました。
そして、安田さんにメール相談しながら、ノウハウを信じて、ホームページを作成し、SEO対策を一つ一つ丁寧に施して行きました。
ノウハウを購入してから1か月半、ついに初報酬としてアドセンスのクリック報酬30円が計上されました。たった30円、たった1クリックでしたが、涙が出るほど嬉しかったことを覚えています。その後、アドセンス以外に無料資料請求600円がASPの管理画面に表示されました。
当時の王道SEOノウハウを忠実に実践し、ホームページが狙ったキーワードで上位に表示されるにつれて、アクセスも徐々に増えて行きました。
その3か月後、ついにアフィリエイト報酬が月5万円を超えました。
この経験から、稼げるノウハウを持っている人から手に入れて、集中して実践すれば月5万円は稼げるという自信が手に入りました。
波に乗ってきた私は、他にもノウハウを購入し、どんどん実践して行きました。
5か月後には月30万円をコンスタントに稼げるようになり、SNSやYouTubeからアクセスを誘導する方法で爆発的に稼いでいた時期は月に100万円の不労所得がありました(寝て起きたら7万円とか、普通でした)
月に100万円以上稼げる人を「スーパーアフィリエイター」と呼ぶのですが、僕はまさにこの時、スーパーアフィリエイターとなったのでした。
高校~大学時代 → 司法浪人時代 → ニート時代 → 専業アフィリエイター時代 → 自分探し時代 → 1社目時代 → 2社目時代 → 3社目時代(現在)